異文化経営学会会員の皆様
異文化経営学会会長　馬越恵美子
ダイバーシティ＆ガバナンス部会部会長　松田千恵子

さる2023年1月29日（日）、ダイバーシティ＆ガバナンス部会（D&G部会）の第2回部会が行われましたので、ご報告申し上げます。
日曜日にもかかわらず大変な盛況のうちに開催できましたこと、学会会員の皆様には深く御礼申し上げます。また、会員のご紹介によるゲストの参加も多く、実り豊かなシンポジウムとなりました。誠に有難うございました。
昨年の設立記念シンポジウムでご講演頂いた昭和電線ホールディングス長谷川隆代代表取締役社長のご講演には、多くの参加者の方々から特に感銘を受けたとのコメントを頂きました。そのため、今回はその実践編を、同社女性活躍推進プロジェクトの犬木里枝様にご講演頂き、こちらも大変好評でございました。このご講演を契機に、犬木様には学会員の方から新たなご講演依頼もあったと伺っております。ダイバーシティ＆ガバナンスの活動の広がりとして素晴らしいことと思っております。
また、招待講演として、ダイバーシティに関しましては名古屋商科大学ビジネススクール　教授　伊藤 武彦先生に、「マネジメントの観点からダイバーシティを考える」と題しまして、非常に興味深いご講演を頂きました。コーポレートガバナンスにつきましては、「新キャピタリズム時代の企業と金融資本市場『変革』」と題しまして、野村資本市場研究所　主任研究員　西山 賢吾氏に、最新のコーポレートガバナンス動向に関しまして詳細なレクチャーを頂きました。いずれも大変示唆に富む内容で、ダイバーシティ＆ガバナンス部会における知見の向上に大きく貢献してくださいました。
また、学会員からは「大学のガバナンス−改訂された公益通報制度を中心にー」と題しまして、北海商科大学商学部　教授　堤 悦子様に貴重なご講演を頂きました。今後とも多くの学会員の方々のご発表を心よりお待ちいたしております。
今後ともＤ＆Ｇ部会をご支援賜りますよう、よろしくお願い致します。