中部部会

異文化経営学会中部部会第11回研究会のご報告

2024/06/19
日時:2024年6月15日(土)14時00分〜17時40分
開催方式:名古屋外国語大学名駅キャンパス教室(ME10)とZoom のハイブリッド形式
総合司会:木村友保(名古屋外国語大学名誉教授・中部部会長)

会長挨拶 14時00分〜14時05分

馬越恵美子氏(桜美林大学名誉教授・異文化経営学会会長)

部会長挨拶 14時05分〜14時10分

木村友保氏 (名古屋外国語大学名誉教授・中部部会長)

研究報告1 14時15分〜15時10分(報告40分、質疑15分)

報告者:安西由美江氏(星城大学 経営学部 准教授)
演題:クロスボーダー戦略的提携における組織マネジメント
司会:古川千歳氏(愛知大学経営学部准教授・本学会理事)

研究報告2 15時10分〜16時05分(時間配分は同上)

報告者:武藤裕幸氏(愛知大学修士課程)・林尚志(南山大学経済学部教授)
演題:海外子会社における“4領域の知の連携”の展開:
   複数部門を展開する日系メーカー中国子会社の事例から
司会:加藤里美氏(愛知工業大学経営学部教授・本学会理事)

休憩:16時05分〜16時20分

招聘講演:16時20分〜17時35分

講演者:戸苅左近氏(千葉地方・家庭裁判所 判事)
演題: 外国人事件(要通訳事件)の裁判を担当してー刑事事件を中心にー

閉会挨拶 17時35分〜17時40分

木村友保氏(名古屋外国語大学名誉教授・中部部会長)

懇親会:名駅キャンパス内のラウンジにて行う。4,000円(飲み放題付き・税込み)。




6月15日、中部部会第十一回研究会を開催した。新型コロナウィルスが感染症として猛威を振るった時期をきっかけにZoom参加が一般的となったが、同感染症が第二類から第五類に移行されてからも、たとえ中心が対面になってもZoomでの参加もあり、ハイブリッド型の研究会実施が一般的である。地方部会に会長が毎回参加されることは実は他の多くの学会では決して「当たり前」ではない。しかし、本学会では今回も馬越恵美子会長と山本明男会員のご参加を得た。中部からはスタッフの3名、研究発表者3名、講演者1名、会場校の教員1名、職員1名、卒業生で会員1名、中部の会員5名、昨年度の参加者3名、非会員の参加が3名の計24名が対面で、Zoomでは7名が参加した。

本研究会も、馬越恵美子会長のご挨拶から始まった。中部部会の研究会はすでに十一回目を迎えたが、そこに「コロナ禍でもやり続けた」という当たり前でない事実が入っていたことがご指摘され、感激した。そして中部部会ではスタッフ3名での輪番制を採用してきたがゆえにそういう「偉業」も成しえたことを指摘しておきたい。木村にとって部会長としての研究会参加は今回が最終となったが、代わりに林尚志氏が加わり、同制度を維持できることは喜ばしい。

挨拶の後は、今回も本学会ならではの研究発表がなされた。安西由美江会員(星城大学)による「クロスボーダー戦略的提携における組織マネジメント」と、林尚志会員(南山大学)と武藤裕幸会員(愛知大学)による「海外子会社における“4領域の知の連携”の展開:複数部門を展開する日系メーカー中国子会社の事例から」という研究発表があった。研究発表に続いて、戸苅左近氏(千葉地方・家庭裁判所判事)による「外国人事件(要通訳事件)の裁判を担当してー刑事事件を中心にー」という演題で招聘講演が行われた。研究会終了後は、今回が部会長として最後の木村へ馬越会長からの謝辞と花束贈呈があり、それに続いて対面の研究会参加者の集合写真を撮る。



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