中部部会

異文化経営学会中部部会第12回研究会報告

2025/07/22
日時:2025年6月14日(土)14時00分〜17時40分
開催方式(対面のみ): 南山大学 Q418教室

総合司会:加藤里美(愛知工業大学教授・中部部会長)

会長挨拶 14時00分〜14時05分

馬越恵美子氏(桜美林大学名誉教授・異文化経営学会会長)

部会長挨拶 14時05分〜14時10分

加藤里美 (愛知工業大学教授・中部部会長)

研究報告1 14時15分〜15時10分(報告40分、質疑15分)

報告者:早川和幸氏(セイブ自動車学校代表取締役・法政大学地域研究センター客員研究員)
演題: 日系ブラジル人労働者はなぜ間接雇用か
司会:加藤里美(愛知工業大学・本学会理事)

研究報告2 15時10分〜16時05分(時間配分は同上)

報告者:伊藤武彦氏(名古屋商科大学ビジネススクール教授)
    まほろば遊氏(名古屋芸術大学客員教授)
演題: Executive Presence
司会:古川千歳氏(愛知大学准教授・本学会理事)

休憩:16時05分〜16時20分

招聘講演:16時20分〜17時35分

講演者:平賀英一氏(前大島造船社長・元トヨタ自動車調査部長)
演題: 自動車から造船へ
司会:林尚志(南山大学教授・本学会理事)

閉会挨拶 17時35分〜17時40分

加藤里美(中部部会長)

懇親会 『浜木綿』(山手通本店)



6月14日、中部部会第十二回研究会を南山大学にて開催いたしました。
朝からの雨は、木村部会長のご退任に際しての“涙雨”のようにも感じられましたが、同時に“雨降って地固まる”――新たな中部部会の門出を象徴する雨でもあったのではないでしょうか。
今回は、報告者3名、招聘講演者1名を含む総勢23名の皆様にご参加いただき、対面での開催となりました。2年前より中部部会の運営にご尽力いただいている林尚志理事のお力添えにより、南山大学での開催が実現し、たいへん喜ばしいことでした。

新体制のスタートにあたり、馬越会長をはじめ、山本先生・井川先生には東京より、藤澤先生には神戸よりご参加いただきました。また、今年度より新たな会員も加わり、大変心強く感じております。お越しいただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

研究会は、馬越会長のご挨拶に始まり、早川和幸先生による「日系ブラジル人労働者はなぜ間接雇用か」のご報告が行われました。博士論文を一冊の著書としてまとめられたとのことで、その中から一部をご紹介いただきました。調査は非常に丁寧かつ広範囲にわたり、長い時間とご労力をかけて取り組まれたことが伝わってまいりました。
続いて、伊藤武彦先生とまほろば遊先生による「Executive Presence」についてのご報告がありました。ビジネスにおけるプレゼンスの効果について、お二人の異なる個性が見事に融合し、新たな価値が生まれたコラボレーションだったように思います。
研究報告の後には、平賀英一様による「自動車から造船へ」という演題での招聘講演が行われました。トヨタ自動車時代と大島造船時代における厳しい意思決定を通じて、日本のものづくりに貢献されたご経験が語られ、深い感銘を受けました。
研究会終了後には、伊藤武彦先生とまほろば遊先生から学んだ「口角を上げ、笑っているやさしい目」を意識した写真撮影が行われました。中部部会の“プレゼンス”はいかがでしたでしょうか。
参加者の皆様による熱い議論と交流は、研究会のみならず懇親会でも続き、充実した一日となりました。
今後とも、中部部会の活動にご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



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