中部部会
異文化経営学会中部部会第9回研究会のご報告
2022年6月20日 理事・中部部会長 木村友保
6月18日、中部部会第九回研究会を開催した。新型コロナウィルスの感染拡大もようやく収束の兆しが見え始め、今年度は2018年度以来初めて対面も一部取り入れ、Zoom開催との併用、つまりハイブリッド型の研究会実施となった。天気の方は午後から雨が降り始め、研究会開始直前は小康状態となった。会場には本部から馬越恵美子会長と山本明男会員が、中部からスタッフの3名、研究発表者2名、講演者1名、会員1名の計9名が、オンラインでは17名が参加した。
本研究会も、馬越恵美子会長のご挨拶から始まったが、まず中部部会研究会もすでに九回目を迎えたことを喜ばれ、今回の研究会でも新たな研究発表と講演が行われることに大きな期待が寄せられた。
挨拶の後は、さっそく研究発表がなされた。郭万里会員(愛知大学)による「加工食品の輸出拡大に関する企業行動の一考察―中国系食品小売業のチャネルを対象にー」と湯本祐司氏を共同研究者とする林尚志会員(南山大学)による「 “知の専有vs.知の共有”:現地人材の登用に伴う“正と負の効果”に関する事例研究」という研究発表があった。研究発表に続いて、土井康裕氏(名古屋大学)による「企業の課題に挑戦するグローバル教育―留学生と日本人学生の異文化共修ワークショップ―」の演題で招聘講演が行われた。
研究会終了後は、久しぶりに会長から直接招聘講師の方へ学会からのプレゼント贈呈式が行われ、最後にオンライン参加者と共にスクリーンの前で集合写真を撮った。
開催日時:2022年6月18日(土)14時00分〜17時40分
開催方式:愛知大学名古屋校舎講義棟8階L806(対面会場)と Zoom のハイブリッド形式
総合司会:古川千歳氏(愛知大学経営学部准教授・本学会理事)
会長挨拶 14時00分〜14時05分
馬越恵美子氏(本学会会長・桜美林大学経営学系教授)部会長挨拶 14時05分〜14時10分
木村友保氏(名古屋外国語大学名誉教授・本学会理事)研究報告1 14時15分〜15時10分(報告40分、質疑15分)
報告者:郭万里氏(愛知大学経営学部 助教)演題:加工食品の輸出拡大に関する企業行動の一考察 ―中国系食品小売企業のチャネルを対象に―
司会:古川千歳氏(愛知大学経営学部准教授・本学会理事)
研究報告2 15時10分〜16時05分(時間配分は同上)
報告者:林尚志氏(南山大学経済学部教授)、湯本祐司氏(南山大学経営学部教授)演題:“知の専有 vs. 知の共有”:現地人材の登用に伴う“正と負の効果”に関する事例研究
司会:加藤里美氏(愛知工業大学経営学部教授・本学会理事)
休憩:16時05分〜16時20分
招聘講演:16時20分〜17時35分
講演者:土井康裕氏(名古屋大学経済学部経済学研究科 教授)演題:企業の課題に挑戦するグローバル教育
―留学生と日本人学生の異文化共修ワークショップ―