International Session

異文化経営学会の国際部会です。

異文化経営学会(第18回)インターナショナルセッション報告(英語による研究報告会)

2022/12/12

インターナショナルセッションは、12月2日金曜日の夕方、オンラインで開催されました。Sean M. HACKETT氏(青山学院大学経営学部特任教授)の司会のもと、馬越恵美子氏(異文化経営学会会長・桜美林大学教授)の開会挨拶でスタートし、そのあと2つの報告が行われました。

第1セッションでは、会員報告で寺﨑新一郎氏(立命館大学)・原忠之氏(セントラルフロリダ大学)・池上重輔氏(早稲田大学)の3人の研究の報告です。寺﨑新一郎氏から「外国人旅行者による修正されたマクロ国家イメージがアフィニティ及び再訪意図に与える効果」というテーマでの報告がなされました。外国人旅行者の再訪意図にどのような要因が影響しているかという仮説検証型分析で、概念モデルが示されアンケート調査の結果が報告されました。続いて、コメンテーターの臼井哲也氏(学習院大学国際社会科学部教授)から、概念モデルの内容や概念関係、今後の研究の方向性についてコメントが行われました。

第2セッションの招聘講演では、Tim BAILEY氏 (Principal/Founder - Bailey Consulting & Advisory)をお招きし、“DENON: A Case Study of the 2011-2015 Turnaround Years from the Perspective of an American President”というテーマで報告が行われました。同氏は、これまで、日本、米国、香港を拠点して複数のメーカーの経営幹部を経験されたコンサルタント会社の代表者です。内容は、これまでの自らの変革型リーダーの経験を振り返り、米国と日本の経営の特徴、激しい競争を勝ち抜いていくため日本でのリストラの経験、日本人幹部職員との意思決定にかかわるやりとりなどさまざまなエピソードも紹介されました。最後に組織変革のドライバーという形で論点が整理され、日本企業の変革の方向性が提言されました。

第1・第2セッションとも活発な議論が英語でなされ、予定通り終了致しました。

インターナショナルセッションチェア
薄上二郎(青山学院大学経営学部)

異文化経営学会(第18回)インターナショナルセッション

日時:2022年12月2日(金)19時〜21時10分
会場:オンライン開催
司会:Dr. Sean M. HACKETT (青山学院大学経営学部特任教授)

開会挨拶:(19時〜19時05分)

馬越恵美子氏(異文化経営学会会長、桜美林大学教授)

第1報告(19時05分〜19時55分)

報告者:寺﨑新一郎氏(立命館大学)・原忠之氏(セントラルフロリダ大学)・池上 重輔氏(早稲田大学)
演題:外国人旅行者による修正されたマクロ国家イメージがアフィニティ及び再訪意図に与える効果
コメンテーター:臼井哲也氏(学習院大学国際社会科学部教授)

特別講演(20時〜21時10分)

報告者: Mr.Tim BAILEY (Principal/Founder - Bailey Consulting & Advisory)
演 題:DENON: A Case Study of the 2011-2015 Turnaround Years from the Perspective of an American President

閉会挨拶:

薄上二郎(青山学院大学経営学部教授)





Transcultural Management Society: International Session

Date & Time: Friday, Dec. 2, 2022, 19:00-21:10
MC: Sean M. HACKETT (Professor, School of Business, Aoyama Gakuin University)

Schedule:

19:00-19:05 Opening Remarks:

Prof.& Dr. Emiko Magoshi, President of the Transcultural Management Society, Professor, J.F. Oberlin University

19:05-19:55 First session

Speaker: Shinichiro Terasaki (Ritsumeikan University), Tadayuki Hara (University of Central Florida), Jusuke J.J. Ikegami (Waseda University)
Topic:Effect of Revised Macro Country Image over Affinity and Repeat Intent of Visitors
Commentator: Tetsuya Usui(Professor, Faculty of International Social Sciences, Gakushuin University)

20:00-21:10 Second session

Guest Speaker: Tim BAILEY (Principal/Founder - Bailey Consulting & Advisory)
Topic: DENON: A Case Study of the 2011-2015 Turnaround Years from the Perspective of an American President

Closing remarks:

Jiro Usugami (Professor, School of Business, Aoyama Gakuin University)

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